ウィーンのスノーグローブ工房は、ウィーン第17区ヘルナルスにある家族経営の工房です。何世代にもわたり、名所や動物、季節の風景を小さく再現したガラス製スノーグローブを手作業で作っています。敷地内の小さな博物館では、このユニークな土産品の歴史や昔の作品、製造方法を知ることができます。
スノーグローブの歴史
工房の歴史は、1900年ごろに照明の実験をしていたエルヴィン・ペルツィ1世にさかのぼります。水を入れたガラス球の中で細かな粒子がゆっくり沈む様子が、雪の降る光景に見えたことから、球の中に小さな情景を作るアイデアが生まれました。初期のモチーフの一つはマリアツェルのバシリカでした。
やがて家族経営の事業へと発展し、クリスマスツリー、雪だるま、サンタクロース、動物、ウィーンの名所など、さまざまなデザインが加わりました。工房は現在もウィーンで営業し、製品は手作業で作られています。
スノーグローブの製造
グローブは水と、雪が舞うように見せる特別な混合物を入れたガラス球でできています。正確な配合は一族の秘密です。ミニチュアの人形や台座も細部に注意を払って作られ、一部は特注できます。
人気のモチーフには、シュテファン大聖堂、ウィーンの大観覧車、動物、幸運のシンボル、冬の風景などがあります。伝統的なお土産から現代的で個性的なデザインまで、幅広い種類がそろっています。
博物館とショップ
小さな博物館では、歴史的なスノーグローブ、特別なデザイン、家族経営の初期に関係する工房を見ることができます。展示では製造工程やデザインの変遷が紹介されています。併設ショップでは、多くの種類からお土産を選べます。
個人客は通常、開館時間内であれば予約なしで見学できます。10人以上の団体はガイドツアーを事前予約する必要があります。博物館とショップは通常、月曜から木曜の9:00〜15:00に営業し、金曜、週末、祝日は休業です。クリスマス前は営業時間が変わる場合があるため、訪問前に公式サイトを確認してください。
アクセス
工房の住所はSchumanngasse 87, 1170 Wien、ヘルナルス地区です。トラム9番はSommarugagasse停留所、42番は終点Antonigasseに停車します。出発前に公式サイトで最新の交通情報と営業時間を確認してください。
ギャラリー
