カ レッツォーニコ

ドルソドゥーロ地区にあるカ レッツォーニコは、大運河沿いで最も壮大な宮殿の 1 つで、一部は 17 世紀、一部は 18 世紀に建てられました。 1934 年以来ヴェネツィアに属し、「Museo del Settecento Veneziano」（18 世紀ヴェネツィア博物館）が置かれています。 美しい客室には、ティエポロのフレスコ画、18 世紀の家具や美術品のコレクションで装飾された部屋もあります。

ロバート・ブラウニング

カ レッツォーニコは、詩人ロバート ブラウニングの最後の家だったと考えられています。 1888 年に息子のペン バレット ブラウニングがこの宮殿を購入し、ブラウニングは人生の最後の数か月間を中庭の隣の中二階のアパートで過ごしました。 詩人は 1889 年 12 月 12 日に、現在メストロヴィッチのコレクションが置かれているこの部屋で亡くなりました。 来場者が立ち入ることができるのは、展示に使用される 2 つの部屋のみです。 外の建物の壁には、詩人ロベルト ブラウニングを偲んで彼のセリフ「心を開いてください、そうすればイタリアが見えます」が引用された石のプレートが見えます。

宮殿の購入

1712 年に、カ レッツォニコ宮殿はジェノヴァのレッツォニコ家から購入され、家の建設が完了し、正式に装飾されました。 彼らは大規模なパーティーを開催することで知られていました。 家は絵画、フレスコ画、バロック様式の家具で装飾されており、最も注目すべき部屋はボールルームです。 1810 年以降、カ レッツォーニコは何度か経営者を変え、最終的には国に買収されました。

博物館を訪れてください

カ レッツォーニコの正面玄関は、建築の細部で豊かに装飾された印象的な門と、大きな金魚が入った洗面器が目印です。 片側にはベンチのある庭園があり、無料で入場できます。 1 階の中庭とエントランス ホールは、大運河の水の入り口につながっています。 内部には密閉されたキャビンを備えたアンティークのゴンドラが展示されています。 客室には美術館のコレクションからの家具や美術品が備え付けられており、その一部は主にバロック様式です。

絵画ギャラリー

2 階は、ピエトロ ロンギによるカナレットの美しいヴェネツィアのビネットや、フランチェスコ グアルディによる 2 つの大きなヴェネツィアの場面 (1 つは家族が訪問する修道女、もう 1 つはリドットの選手) など、より多くの芸術品を展示するために使用されます。 しかし、カ レッツォーニコのこのフロアで最も印象的な展示は、本土にあるティエポロ家の別荘、ヴィッラ ツィアニゴから撮られたフレスコ画を展示するために作られた一連の小さな部屋です。